日本さくら名所100選に選ばれる三浦半島随一の桜の名所。
衣笠山公園は、春の花見スポットとして広く知られ、「全国桜の見どころ100選」にも選出されています。
1907年（明治40年）、日本とロシアの戦争で亡くなった方々を追悼する記念碑が設置され、その際に桜の木も植えられました。
現在では、これらの桜の木が約2000本に増え、毎年春に開催される「衣笠さくら祭り」は、多くの訪問者で賑わいを見せています。
衣笠さくら祭2024いつから？場所や時間など基本情報
衣笠山公園は、「日本の桜の名勝地100選」に認定されており、春が訪れるころにはここで衣笠桜祭りが催されることで知られています。
この祭りでは、主に週末になると和太鼓の演奏や舞踊、ダンスの披露など様々なパフォーマンスが行われ、多くの人々でにぎわうことが特徴です。
【開催期間】
2024年3月28日(木)～4月8日(月)
【時間】
10:00～20:00
【場所】
衣笠山公園
衣笠さくら祭2024夜桜のライトアップある？
あります。時間などは以下の通りです。
昼間と違った幻想的な夜桜を堪能できますよ。
【ライトアップ期間】
2024年3月28日(木)～4月8日(月)
【時間】
18:00～20:00
衣笠さくら祭2024の内容
色々なイベントが盛りだくさんです。
■3月28日（木曜日）
10時00分～観音祭・忠犬タマ公慰霊祭・山開き式（雨天でも実施）
■3月29（金曜日）
10時30分～横須賀市赤十字奉仕団衣笠分団（舞踊・民謡・輪踊り）
■3月30日（土曜日）
11時00分～Dance school Vrillant（ヒップホップダンス）
12時00分～鶴太郎会（銭太鼓・踊り）
13時00分～Honey Nights／River of Time（カントリー＆ブルーグラス演奏）
■3月31日（日曜日）
11時00分～OWD 大楠和太鼓同好会（和太鼓演奏）
12時00分～彩音の会（琴城流大正琴演奏）
13時00分～kuku（ギター弾語り）
14時00分～吹奏楽団ソリーゾ（吹奏楽演奏）
■4月8日（月曜日）
山終い
衣笠山公園の桜2024開花状況や見ごろの時期いつ？
衣笠山公園では、ソメイヨシノ以外にも山桜やしだれ桜といった多彩な桜の花を楽しむことができます。
この公園で桜が最も美しく咲く時期は、毎年3月の終わりから4月の始めにかけてです。
2024年の桜の開花は3月27日に始まり、4月3日には花が満開になりました。
3月下旬の時点でまだ蕾の状態だったので、開花するには少し時間が必要でした。
満開時の美しさに期待しつつ、これからの天気の変化が気になるところです。
お出かけ前には、公式ウェブサイトをチェックして最新の開花情報を確認してみてください。
●開花予想日
4月1日
●五分咲き
4月7日
●満開
4月8日
●桜吹雪
4月12日
衣笠さくら祭2024屋台など露店の出店ある？
桜を見るイベントに欠かせないのは、やはり露店の存在です。
衣笠さくらまつりでは、数々の露店やフードトラックが参加する予定ですが、具体的な情報はまだ明らかにされていません。
定番のから揚げやホットドッグなどはもちろん、お花見の雰囲気を高めるような団子なども販売されるのでしょうか。
このイベントに参加するのが今から待ち遠しいです。
衣笠山公園へのアクセス
【場所】
衣笠山公園
〒238-0026 神奈川県横須賀市小矢部４丁目９２２
【電車】
JR横須賀線 衣笠駅より徒歩約20分
【車】
横須賀横須賀道路本線 衣笠ICから約10分
衣笠さくら祭の駐車場
衣笠山公園に駐車場はありますが、さくら祭り期間は使用不可となります。
衣笠さくら祭2024見どころと魅力
衣笠山公園での「衣笠さくら祭り2024」は、自然に囲まれたこの場所から、地元衣笠だけでなく、横須賀の市街地、猿島、さらには富士山や東京湾の壮大な眺望も楽しめるイベントです。
約2,000本という豊富なソメイヨシノや枝垂れ桜を含む約6種類の桜が満開になると、その美しい光景は訪れる人々を圧倒します。
晴れた日中は桜が鮮やかに咲き乱れる姿が楽しめ、夜にはライトアップにより幻想的な景色に変わります。
この二面性を持つ桜を、時間を変えて訪れることで異なる魅力を堪能するのがお勧めです。
また、この桜の景色だけでなく、和太鼓や琴、ギターの生演奏など、花見の雰囲気を盛り上げる多彩なイベントも開催されます。
桜の下でのこれらの生演奏は、きっと訪れる人々の心を捉えるでしょう。
さらに、祭りの初日には、新潟県五泉市出身の猟犬である雌の柴犬、忠犬タマ公の慰霊祭も開催されます。
タマ公は、雪崩で遭難した主人を救った英雄で、その忠誠心は地元だけでなく、新潟県五泉市でも称賛されています。
故郷の人々が感動し、タマ公の眠る地から土をもらって碑を建て、後には「忠犬タマ公像」も寄贈されました。
衣笠山公園を訪れた際は、桜の美しさに加え、忠犬タマ公の物語にもぜひ触れてみてください。
衣笠さくら祭の歴史と由来
1905年初頭に旅順の攻略を記念し、不入斗で灯籠を持って行進するイベントが催されました。
この勝利を讃え、後に衣笠山（別名:鞍掛山）には、戦争で亡くなった兵士たちを追悼するための石碑が設けられ、周囲には桜の木が植えられました。
この場所は1907年4月18日に公園として開放され、衣笠公園と名付けられました。
その名称は1959年4月1日に衣笠山公園に変更されました。
これは同日付けの公告に基づき正式に使用が始まったためです。
この公園は、浦賀園（現在の愛宕山公園）に次ぐ、歴史を持つ公園で、現在では「風致公園」として分類されています。
公園は標高134mの地点にあり、「継承の森」の一部となっています。
現在、この公園は自然が豊かで、毎年開催される「桜まつり」時には多くの人々で賑わいます。
桜の美しい景色は特に知られており、1990年と1994年にはそれぞれ「さくら日本100選」と「かながわの花の名所100選」に選ばれました。
春の桜と秋の萩は見る価値があります。
園内では、季節ごとの山野草も人々の注目を集めており、特に桜の保護と成長には、衣笠山桜守会が公園スタッフと協力して尽力しています。
設備面では、管理事務所や展望塔、広場、遊具エリア、無料駐車場などが整備されています。
また、公園の入口付近には、開園を記念して奉納された石柱があり、その上には衣笠神社があります。
この神社は1916年に設立され、周辺の小さな社が合祀されています。
衣笠さくら祭2024まとめ
ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラほか2000本の桜が楽しめます。
イベントも盛りだくさんなので、満喫できますよ。
